Last-modified: 2017-11-30 (木) 20:16:38 (2337d)

【タービン入口温度】(たーびんいりぐちおんど)

ガスタービンにおいて、燃焼室から出て排気タービンに吹き付ける燃焼ガスの温度。
一般的に、この温度が高いほどエンジンとしての効率が高いとされている。
現代では摂氏1,550度程度が実用上の安全限界で、この性能はおおむねタービンブレードに依存する。

また、燃焼温度が高いと有害な窒素酸化物が発生したり、赤外線探知に見つかりやすくなるといった弊害もある。
このため、タービン通過直後の排気に外気を混合して排気ガスの温度を下げるなどの対策も採られる。


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