Last-modified: 2012-09-07 (金) 11:14:02 (1661d)

【ズーム上昇】(ずーむじょうしょう)

飛行機が一時的に機体本来の上昇限度を越えた高度まで上昇するためのマニューバー
多大な推力が要求される関係上、基本的にアフターバーナーを持つ戦闘機でのみ行われる。

試みる際はまず最大速度まで加速し、そのまま機首を上に向けて上昇を始める。
これによって急激に減速していくものの、勢いに任せて一時的に上昇限度を越える事ができる。
ただし、上昇限度を越えているため、そのまま高度を維持する事ができない。
弾丸を斜め上に撃ち上げたようなもので、頂点に達した後はすぐに失速同然の状態で降下し始める。

実際には「高度を維持できない」を通り越し、エビエーターにとって「恐怖に満ちた」異常事態が待っているようだ。
エンジンは静まり、操縦桿の手応えもなくなり、気圧は低くなり、風切り音もなくなるという。
気温に至っては-50℃を下回り、完全与圧の宇宙服でなければ到底耐えられるものではない。

この危険な行為により、上昇限度を越えた高度から攻撃を行うチャンスを一度だけ得られる。
しかし実際の所、そのような危険を犯すに値するような戦術は今のところ実施されていない。

とはいえ、上昇限度を越えない場合でも急上昇が必要であれば有効な技術である。
戦闘機スクランブルに際し、アフターバーナーを吹かしてズーム上昇を行う事は多い。


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