Last-modified: 2022-02-27 (日) 07:58:33 (576d)
【シャフリル】 †
イスラエルのラファエル?社が開発した短射程AAM。
初期型の「シャフリル1」はAIM-9Bの改良型として1959年〜1964年にかけて開発が行われ、1963年より試射が行われた。
しかし、性能が不十分だったため改良型の「シャフリル2」の開発も行われ、1962年に開発開始、1965年には試射が行われ、1968年より配備が開始されている。
誘導方式はともに赤外線誘導だが、「シャフリル2」では誘導機能や近接信管の改良が行われたほか、AIM-9Dとの互換性を有している。
主な搭載機はミラージュ3、クフィル、A-4、F-4、F-15、F-16である。
「シャフリル2」は1973年の第四次中東戦争で実戦投入され、撃墜を記録している。
輸出についてはアルゼンチン、チリ、トルコ、台湾などに輸出されている。
カタログスペック †
タイプ | シャフリル1 | シャフリル2 |
配備年 | 1963年 | 1968年 |
全長 | 2.5m | |
全幅 | 55cm | |
胴体直径 | 14cm | |
発射重量 | 65kg | 93kg |
弾頭 | HE 連続ロッド(11kg) | |
推進方式 | 固体燃料ロケットモーター | |
最大速度 | マッハ2 | |
射程 | 5km | |
誘導方式 | 赤外線誘導 | |
シーカー | パッシブ赤外線シーカー |