Last-modified: 2016-01-03 (日) 22:30:03 (656d)

【シーダート】(しーだーと)

  1. コンベア社が開発した水上ジェット戦闘機(試験機)、XF2Y-1?の愛称。

  2. GWS 30 Sea Dart

    BAeのミサイル部門(現MBDA)が開発した艦対空ミサイル
    世界で初めて対艦ミサイルの迎撃に成功したミサイルでもある。

    誘導方式はセミアクティブレーダー誘導、弾頭には爆風破片効果弾頭(重量25kg、連続ロッド)が採用されている。
    1973年に就役したブリストル?駆逐艦(82型駆逐艦)に搭載され、インビンシブル航空母艦(後に撤去)、シェフィールド級駆逐艦(42型駆逐艦)、アルゼンチン海軍のエルクレス級駆逐艦(42型駆逐艦)にも配備された。

    実戦では、フォークランド紛争でアルゼンチン空軍のA-4「スカイホーク」2機、SA330「ピューマ」1機及びキャンベラ爆撃機1機を撃破したほか、湾岸戦争では、イラク沿岸でアメリカの戦艦ミズーリ(BB-63)」を護衛中だったイギリス海軍の駆逐艦「グロスター(D96)」が、イラク軍が発射したHY-2対艦ミサイル2発のうち1発を迎撃し、これを撃破する戦果を挙げた(もう1発は海上に着弾)。

    現在では唯一の搭載艦であるシェフィールド級駆逐艦とともにシステムが旧式化しており、後継のデアリング級(45型)駆逐艦と順次交替し、退役している。

    スペックデータ
    製造者ホーカー・シドレー(後にブリティッシュ・エアロスペース
    全長4.36m
    直径42cm
    翼幅91cm
    発射重量550kg
    射程80km
    速度Mach 2.0(ブースト時)/Mach 3.5(巡航時)
    飛行高度30〜25,000m
    推進方式ラムジェット+固体ロケット
    エンジンブリストル・シドレー Odinラムジェットエンジン/Chow 固形ロケット・ブースター
    弾頭HE 爆風破片効果/連続ロッド(25kg)
    信管近接または直撃
    誘導方式セミアクティブレーダー誘導
    誘導装置セミアクティブレーダー誘導シーカー(Marconi)

主な搭載艦

バリエーション

  • Mod0:
    初期型。射程74km。電気回路に真空管を使用している。

  • Mod1:
    フォークランド紛争の教訓を受けた誘導システム改良型。
    シースキマーへの対処能力が向上し、信頼性を高めている。

  • Mod2:
    湾岸戦争で実戦投入された改修型。

  • Mod3:
    最終型。当初は1994年就役だったが、2002年に遅延した。


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