Last-modified: 2017-04-03 (月) 22:11:39 (84d)

【サン・アントニオ】(さん・あんとにお)

LPD-17 USS San Antonio
アメリカ海軍の最新型ドック型輸送揚陸艦(LPD)
従来のドック型揚陸艦の機能に加え、各種揚陸艦の機能を統合した多機能揚陸艦として開発された。

大型化により積載量を増加させ、貨物揚陸艦戦車揚陸艦の機能も併せ持っている。
艦上構造物はステルス性を考慮しており、マストについては周囲が八角柱に近い構造のパネルにより覆われた先進型閉囲マスト/センサーとなっている。
このマストは外部からのレーダー波を反射し、自艦の電波は透過するようになっている。

艦後部にウェルドック?およびヘリコプター甲板を持ち、ウェルドックにはLCAC×2隻またはLCU?上陸用舟艇)×1隻を収容することができ、ヘリコプター甲板および格納庫はMV-22Bにも対応している。

また、本艦型はアメリカ海軍の艦艇としては初めてとなる「メートル法を使用して設計された」艦でもあった*1

現在までに10隻が就役中で、さらに1隻が建造中である。

スペックデータ

排水量
(軽荷/満載
19,208t/25.300t
全長208.5m
全幅31.9m
吃水7.0m
推進方式CODAD方式
機関コルト=ピルスティク社製 16PC2-5 STCターボチャージドディーゼル×4基
(出力41,600hp)
可変ピッチ・プロペラ×2軸
最大速力22ノット
航続距離8,000海里(18kt巡航時)
乗員個艦要員:士官29名+曹士351名
上陸部隊:669名+予備人員101名
兵装Mk.46 30mm機関砲?×2基
Mk.26 12.7mm機銃×2基
Mk.49 21連装近SAM発射機×2基
C4IシステムAN/USQ-119C(V)27 JMCIS*2
AN/KSQ-1 強襲揚陸指揮システム(AADS)
SSDS Mk.2
レーダーAN/SPS-48E 3次元対空レーダー×1基
AN/SPQ-9B 低空防空レーダー×1基
AN/SPS-73(V)13 対水上捜索レーダー×1基
電子戦
・対抗手段
AN/SLQ-32A(V)2 統合電子戦装置
Mk.53 Nulka 連装デコイ展開装置×2基
Mk.137 SRBOC 6連装チャフフレア発射機×4基
AN/SLQ-25A 対魚雷デコイ装置
艦載機CH-46×4機またはMV-22×2機
搭載能力LCAC-1×2隻またはLCU?×1隻
上陸要員として海兵隊員約720名
AAV7水陸両用装甲車?×14両


同型艦

艦番号艦名主造船所起工進水就役
LPD-17サン・アントニオ
(USS San Antonio)
エイボンデール2000.12.92003.7.122006.1.14*3
LPD-18ニューオーリンズ
(USS New Orleans)
2002.10.142004.12.112007.3.10
LPD-19メサ・ヴェルデ
(USS Mesa Verde)
インガルズ2003.2.252004.11.192007.12.15
LPD-20グリーン・ベイ
(USS Green Bay)
エイボンデール2003.8.102006.7.152009.1.24
LPD-21ニューヨーク
(USS New York)
2004.9.102007.12.302009.11.7
LPD-22サンディエゴ
(USS San Diego)
インガルズ2007.5.272010.5.72012.5.19
LPD-23アンカレッジ
(USS Anchorage)
エイボンデール2007.9.242011.2.122013.5.4
LPD-24アーリントン
(USS Arlington)
インガルズ2008.12.182010.11.232013.2.8
LPD-25サマセット
(USS Somerset)
エイボンデール2009.12.112012.4.142014.3.1
LPD-26ジョン.P.マーサ
(USS John.P.Murtha)
インガルズ2012.6.62014.10.302016.10.8
LPD-27ポートランド
(USS Portland)
2013.8.22016.2.132017年予定



*1 アメリカでは度量衡の単位として伝統的に「ヤード・ポンド法」が用いられている。
*2 Joint Maritime Command Information System.
*3 当初は2005年に就役予定だったが、ハリケーン「カトリーナ」の影響で就役が延期された。

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