Last-modified: 2019-10-27 (日) 11:59:33 (23d)

【サーブ2000】(さーぶにせん)

SAAB 2000.

スウェーデンのサーブ社が1990年代に開発・生産した双発ターボプロップ旅客機
前作のサーブ340を基に大型化した機体である。

機体製造は分業制で、主翼はスペインのCASA、後部胴体は英国のウェストランド尾翼はフィンランドのヴァルメト社が生産した。

1992年に初飛行、1994年に商業運航に就航するも、セールスは不調のまま推移し、1999年に生産終了。
最終生産機数は63機。サーブ社もこれを契機に旅客機市場から撤退した。
商業的失敗の理由は、同時期にデビューした小型ジェット機(リージョナルジェット)に市場を奪われていた事による。

主たる競合機種はエンブラエルERJ145、およびボンバルディアCRJ

主なオペレーター

  • 民間
    • イースタン航空(イギリス)
    • ローガンエアー(スコットランド)
    • ペンエアー(アラスカ州アンカレッジ)
    • 国土交通省航空局(日本)

  • 軍用
    • パキスタン空軍
    • サウジアラビア空軍

スペックデータ

乗員2名(機長副操縦士
乗客数50〜58席
全長27.28m
全高7.73m
翼幅24.76m
翼面積55.7
ペイロード5,900kg
翼型NASA MS(1)013
空虚重量13,800kg
最大離陸重量22,800kg
エンジンアリソン AE2100Aターボプロップ×2基(出力4,152shp)
プロペラダウティR381 6枚羽
巡航速度665km/h
航続距離2,869km(長距離巡航時)
実用上昇限度9,450m
上昇率11.4m/s


バリエーション

  • サーブ2000:
    50〜58席の旅客型。

  • サーブ2000FI:
    日本の国土交通省航空局向け飛行検査機型。
    2019年に退役し、アメリカに売却された。

  • サーブ2000 AEW&C:
    「エリアイ」レーダーを搭載する早期警戒管制機型。
    パキスタン空軍で採用された。

  • サーブ2000 Airtracer:
    SIGINT機型。

  • サーブ2000 MPA:
    洋上哨戒機型。


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