Last-modified: 2023-01-12 (木) 16:21:50 (261d)
【コンステレーション】 †
USS FFG-62 "Constellation".
アメリカ海軍が2020年に発注したミサイルフリゲートの実験艦。
オリバー・ハザード・ペリー?級や沿海域戦闘艦の後継としての量産化を目的として2026年に就役予定となっている。
艦自体はFREMM?計画に基づき建造されたイタリア海軍のカルロ・ベルガミー二?級フリゲートがベースとなっている。
武器システムにイージスシステム ベース10を搭載したイージス艦であり、武装としてMk.41VLSやMk.110 57mm砲の装備を予定している。
なお本級では、弾道ミサイル潜水艦と同様のクルー制の導入が予定されており、1隻につき2組の乗員を配して交代させることで、検査・修理期間以外の停泊期間を短縮し、艦艇の運用効率を向上させることとしている。
先進国を仮想敵国とする正規の戦争が想定されており、冷戦終結後の軍縮と対テロ戦争偏重によって弱体化した海軍戦力の復旧が目論まれている。
スペックデータ †
主建造所 | フィンカンティエリ・マリネット・マリーン(FMM)社 |
満載排水量 | 7,291t |
全長 | 151.1m |
垂線間長 | 140.9m |
全幅 | 19.8m |
吃水 | 7m |
機関方式 | CODLAG方式 |
機関 | GE LM2500+G4ガスタービン×2基 電動機×2基 |
推進器 | ロールス・ロイス製固定ピッチ・プロペラ×2軸 補助推進装置×1基 |
電源 | ディーゼル発電機×4基 |
機関出力 | 40,600hp(30.3MW) |
乗員 | 士官24名+下士官兵176名 |
兵装 | Mk.110 70口径57mm単装速射砲×1基 Mk.49"GMLS" RIM-116「RAM」近SAM21連装発射機×1基 Mk.41VLS×32セル ・RIM-162「ESSM」Block.2 ・RIM-174 Standard ERAM(SM-6) ・RIM-66「SM-2MR」Block.3C NSM(Naval Strike Missile)SSM4連装発射筒×4基(ミサイル16発) |
搭載機 | MH-60R「シーホーク」多用途ヘリコプター×1機 MQ-8C「ファイアスカウト」無人ヘリコプター×1機 |
搭載艇 | 複合艇(RHIB)×2隻 |
C4ISTAR | イージスシステム(AWS)ベースライン10 戦術データリンク(リンク11/16/22) AN/SQQ-89(V)16 対潜戦システム |
GFCS | Mk.160 砲射撃指揮システム |
レーダー | AN/SPY-6(V)3"AMDR" 三次元レーダー(対空用) AN/SPS-73(V)18"NGSSR" 対水上用 |
ソナー | AN/SQS-62 可変深度式 TB-37 MFTA 曳航式 |
電子戦・対抗手段 | AN/SLQ-32(V)6「SEWIP*1」Block.2 電波探知妨害装置 Mk.57 NULKA デコイ発射装置×4基 |
同型艦 | ||||
艦番号 | 艦名 | 起工 | 進水 | 就役 |
FFG-62 | コンステレーション (USS Constellation) | 未定 | ||
FFG-63 | コングレス (USS Congress) | |||
FFG-64 | チェサピーク (USS Chesapeake) |