Last-modified: 2019-12-14 (土) 17:53:02 (39d)

【クイーンエア】(くいーんえあ)

Beechcraft Queen Air.

アメリカのビーチクラフト社が1950〜1970年代に開発・生産していた双発レシプロビジネス機
前作「ツイン・ボナンザ」をベースに胴体断面の直径を大きくし、エンジン出力を強化した機体である。

元はアメリカ陸軍が「L-23『セミノール』」の名前で運用していたツイン・ボナンザの後継として、1958年に開発が開始され、試作機が初飛行
翌年には陸軍に制式採用され「L-23F」という制式名が与えられた。
1960年には民間向けモデルの「モデル65」が生産開始され、以後「モデル70」「モデル80」「モデル88」と改良されながら1978年までに510機が生産された。

なお、本機を基にターボプロップ化したものが、現在も生産され続けている「キングエア」である。

日本でのクイーンエア

日本では国土地理院・海上自衛隊及び航空自衛隊が本機を運用していた。

1960年、国土地理院が写真測量用としてモデル65を1機購入。
間もなくこの機体は海上自衛隊に運航を委託することになり「B-65P『くにかぜ』」という形式名・愛称で呼ばれることになった。
海自はその後、多発機パイロット候補生の計器飛行訓練用機としてモデル65を19機、モデルA65を9機導入、「B-65『うみばと』」として1980年代まで用いていた。

なお、モデルA65のうち5機は航空自衛隊から管理を委託されていた機体であり、1980年に航空自衛隊に返却され、連絡輸送機としてU-4に交代する1999年まで用いられていた。


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