Last-modified: 2023-08-31 (木) 04:27:21 (96d)

【キンダ】(きんだ)

ソ連軍/ロシア海軍で運用されていたミサイル巡洋艦
NATOコードでは「キンダ」級、ソ連海軍での正式名では「グロズヌイ」級またはプロジェクト58型と呼ばれる。

第二次世界大戦後に建造された「スヴェルドロフ?」級(プロジェクト68bis型)軽巡洋艦以来、10年ぶりに建造された艦である。
ソ連海軍巡洋艦としては初めて艦対艦ミサイルを主兵装とし、また核兵器を搭載した水上戦闘艦でもあった。
1961年からジュダーノフ造船所で4隻が建造されたが、現在では製造された全艦が老朽化により退役している。

今までの艦艇よりレーダーECM機器・兵装を多数取り込んだ。
水上艦との戦闘に重点を置き、アメリカ・イギリスなどの航空母艦対策として、世界初の実用艦対艦ミサイル「P-35『プログレス(SS-N-3B)』」を搭載している。
艦載機としてヘリコプター1機の搭載能力を持ち、主に対潜ヘリコプターまたは対艦ミサイル中間誘導用ヘリコプターを運用する。

主な戦歴ではユーゴスラビア空爆(1999年)の際、黒海艦隊の「アドミラル・ブロフコ」がカシン型?クリヴァク型?とともに、情報収集艦の援護としてアドリア海に展開している。

スペックデータ

排水量
基準/満載
4,340t/5,570t
全長142m
最大幅15.8m
喫水5.3m
推進方式蒸気タービン方式
主缶KVN-95/64型ボイラー×4基(64kgf/c屐470℃)
主機TV-12型蒸気タービン×2基(出力45,000hp)
推進器スクリュープロペラ×2軸
出力90,000hp(67MW)
電源TD-750タービン発電機×2基(出力750kW)
DG-500ディーゼル発電機×2基(出力500kW)
最大速力34ノット
航続距離3,500海里(18ノット巡航時)
乗員339名(うち士官27名)
艦載機Ka-25「ホーモンA」対潜ヘリコプター×1機
装備ヘリコプター格納庫なし
ヘリコプター甲板と航空給油設備のみ
兵装AK-726 76mm連装砲×2基
AK-630M 30mmガトリング砲CIWS)×4基
ZIF-101 連装ミサイル発射機×1基
M-1「ヴォルナー」(SA-N-1「ゴア」)用)(V-600SAM×16発)
SM-70 4連装ミサイル発射機×2基
P-35「プログレス」(SS-N-3B「シャドック」)?SSM×16発)
RBU-6000「スメルチ2」? 12連装対潜ロケット弾発射機(対潜迫撃砲)×2基
(RGB-60対潜ロケット×96発)
TTA-53-573bis 3連装533mm対潜魚雷発射管×2門
(SET-65型対潜魚雷または53-65K型対艦魚雷×6本)
C4Iシステム「プランシェート58」戦術情報処理装置
レーダーMR-300「アンガラ」対空・対水上捜索用レーダー×2基
「ドン-2」航海用レーダー×1基
FCS4R90「ヤタガン」×1基(SAM用)
4R44「ビノム」×2基(SSM用)
MR-105「ツレル」×1基(主砲用)
MR-123「ヴィンペル」×2基(CIWS用)
ソナーMGS-572型×1基(4番艦のみ)
電子戦・対抗手段Krab-11およびKrab-12 ECM装置×2基
"Bizan-4D"ESM装置×2基


同型艦

艦番号艦名起工進水就役・再就役除籍所属
1番艦780グロズヌイ
<<Грозный>>
1960.2.1961.3.1962.12.1991.6.バルト艦隊
2番艦781アドミラル・フォーキン
<<Адмирал Фокин>>
1960.10.1961.11.1964.11.1993.6.太平洋艦隊
3番艦782アドミラル・ゴロフコ
<<Адмирал Головко>>
1961.4.1962.6.1964.12.
1995.
2002.12.黒海艦隊
4番艦783ワリャーグ
<<Варяг>>
1961.10.1963.4.1965.7.1990.4.太平洋艦隊



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