Last-modified: 2019-10-27 (日) 15:54:05 (26d)

【ガルフストリーム検(がるふすとりーむふぉー)

Gulfstream .

アメリカのガルフストリーム社が1980〜2000年代に開発・生産・販売していた双発ビジネスジェット機
1985年に原型機が初飛行し、2002年まで生産された。

機体は前作のガルフストリームと同様、後退角をつけた主翼T尾翼をつけたレイアウトをしており、エンジンは後部胴体に2基装備している。
ただし、主翼の構造は見直され、複合材の使用により軽量化がなされている。
水平尾翼も拡大され、操縦安定性が改善された。
また、胴体も1.4m延長され、キャビン容積も拡大している。

改良型として「-SP」「G300」「G350」「G400」「G450」が作られ、2002年の生産終了までに500機以上が生産された。

主な運用国

  • アメリカ
    • アメリカ軍(四軍共通のVIP輸送機として「C-20F/G/H/J」の名称で運用)
    • アメリカ海洋大気庁(気象観測機(ハリケーンハンター)として独自改修機を1機運用)
  • ブルネイ
  • ボツワナ
  • コートジボワール
  • チリ
  • エジプト
  • インド
  • アイルランド
  • ヨルダン
  • マレーシア
  • メキシコ
  • オランダ
  • パキスタン
  • サウジアラビア
  • スウェーデン
    • スウェーデン国防電波局(SIGINT機としてS102B『コルペン』の名称で運用)
    • スウェーデン空軍(VIP輸送機として「TP102」の名称で運用)
  • トルコ
  • ウガンダ
  • ベネズエラ
  • 日本
    • 航空自衛隊(「多用途支援機U-4」の名称で運用)
    • 国土交通省航空局(飛行検査機として2機運用*1

スペックデータ

タイプGG-SPG350G450
乗員2名
座席数14〜19席19席(最大)
12〜16席(通常)
全長24.92m27.23m
全高7.45m7.67m
翼幅23.72m
翼面積88.3
空虚重量16,103kg19,368kg19,504kg
最大離陸重量33,203kg33,838kg32,160kg33,838kg
エンジンターボファン×2基
ロールス・ロイス テイ611-8ロールス・ロイス テイ611-8C
推力61.6kN(13,850lbf)
最高速度マッハ0.88
巡航速度マッハ0.80〜マッハ0.85
航続距離7,815km7,038km8,056km
実用上昇限度13,716m


バリエーション

  • G450:
    長距離型。G献轡蝓璽 (G/G-SP/G400) の後継。
    G400よりも航続距離が伸び、高温・高高度での離陸性能も改善した。
    また、アビオニクスガルフストリームG550?のものを使用し、信頼性や快適性が向上したほか、赤外線カメラの映像をヘッドアップディスプレイに映し出すEVS(エンハンスト・ビジョン・システム)により、パイロットの状況認識が改善され、夜間や荒天時でも安全に飛行できるようになっている。

  • G350:
    中距離型。少数生産。
    G450との違いは、航続距離が短いことと、EVS(エンハンスト・ビジョン・システム)やヘッドアップディスプレイなどがオプション設定になっていることである。

  • C-20F/J:
    アメリカ陸軍向けモデル。

  • C-20G/H:
    アメリカ空軍向けモデル。

  • U-4:
    航空自衛隊向けモデル。
    政府専用機の補助として、要人の短距離移動にもしばしば用いられる。


*1 2017年〜2018年にかけて退役している。

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