Last-modified: 2016-03-27 (日) 07:44:41 (548d)

【オールアスペクト発射能力】(おーるあすぺくとはっしゃのうりょく)

all-aspect capability

赤外線誘導において、あまり明白でない熱源もロックオンできる能力。
これを持たず、ジェットエンジンなどの明白な熱源しか追えない場合は「リアアスペクト発射能力」という。

航空機を攻撃する場合を想定した用語で、全ての向き(オールアスペクト)を攻撃できる事を指す。
オールアスペクト発射能力を持たない場合、敵機が、典型的には後方(リア)に向かい、エンジン排気口をさらしていなければ誘導できない。

技術的には、航空機が空気との摩擦断熱圧縮などで生じさせた弱い赤外線を捉える事で実現されている。
赤外線センサーの精度と解像度が進歩した結果であり、それ以前の世代の赤外線誘導と比べてさほど本質的な差異はない。
もちろんジェット噴射のような明白な熱源がある方が望ましいのも確かであり、有効識別距離は敵機が排気口をさらしている場合の方が長い。

1980年代初頭のレバノン侵攻やフォークランド紛争実戦証明され、以降の赤外線誘導の前提となっている。


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