Last-modified: 2023-10-14 (土) 18:03:32 (156d)
【エールフランス】 †
概要 | |
創設 | 1933年 |
ハブ空港 | パリ=シャルル・ド・ゴール空港 |
焦点空港 | パリ=オルリー空港*1 リヨン・サン=テグジュベリ国際空港 ニース・コート・ダ・ジュール国際空港 |
マイレージサービス | Flying Blue*2 |
保有機材数 | 223機(88機発注中) |
同盟 | スカイチーム スカイチーム・カーゴ(エールフランス・カーゴが加盟) |
航空会社コード | IATA:AF ICAO:AFR |
コールサイン | |
本拠地 | フランス共和国 セーヌ=サン=ドニ県トランブレ=アン=フランス |
Air France.
フランス共和国第一の航空会社で、同国のフラッグキャリアと認知されている企業。
欧州では第1位、世界でも第4位の規模を誇る航空会社である。
もとは1933年、フランスの国内外で航空機を運航していた5つの会社*3を統合して発足。
その経緯から、当時、フランスが世界各地に持っていた植民地を中心としたネットワークを持ち、現在でも世界六大州に路線網を持つ数少ない航空会社である。
かつては国営企業で、1976年〜2002年にかけて西側世界初の超音速旅客機・コンコルドを(英国のフラッグキャリアであったブリティッシュ・エアウェイズと共に)運航していたことでも知られている。
現在はオランダ王国のフラッグキャリアであったKLMオランダ航空と持ち株会社方式で経営統合され、一つのグループとして運営されている。
日本では羽田空港、成田空港、関西国際空港へパリから毎日就航しており、パリで乗り継ぐことでヨーロッパの50都市へ接続可能なネットワークを形成している*4。
また、1998年ごろまで日本人の客室乗務員を定期的に採用しており、現在でも数百名の日本人フライトアテンダントがパリを拠点に乗務している。
運用機材 †
機種 | 機数 | 備考 |
エアバスA220-300 | 6機 | 発注残54機。 |
エアバスA318-100 | 18機 | |
エアバスA319-100 | 32機 | 順次引退。 |
エアバスA320-200 | 44機 | うち3機にはシャークレット装備。 順次引退。 |
エアバスA321-100 | 5機 | |
エアバスA321-200 | 15機 | |
エアバスA330-203 | 15機 | |
エアバスA350-900 | 6機 | 発注残24機。 |
エアバスA350F | 貨物機(エールフランス・カーゴが運用予定)、4機発注。 | |
ボーイングB777-200ER | 25機 | A350-900に置き換え予定。 |
ボーイングB777-300ER | 43機 | ローンチカスタマー |
ボーイングB777-200LRF | 2機 | 貨物機(エールフランス・カーゴが運用) |
ボーイングB787-9 | 10機 | KLMオランダ航空と合同発注。 |
同社は世界で唯一、エアバス社が過去に開発した機体を全て保有していた会社でもある*5。
また、欧州の会社でありながらアメリカのボーイング社の機体のローンチカスタマーにも積極的に名乗りを上げている。
退役機材 †
- エアバスA300B2/B4
- エアバスA310-200/-300
- エアバスA340-300
- エアバスA380-861
- アエロスパシアル/BAe コンコルド
- シュド・カラベル
- トランスポルト・アリアンツ C-160
- イリューシン Il-62(リース)
- ダグラス DC-3
- ダグラス DC-4
- デ・ハビランド コメット
- ヴィッカース バイカウント
- マクドネル・ダグラス DC-10-30
- ボーイングB707*6
- ボーイングB727-200
- ボーイングB737-200/-300/-500
- ボーイングB747-100/-200/-300
- ボーイングB747-400/-400ERF/-400BCF
- ボーイングB767-200ER/-300ER
- ロッキード コンステレーションシリーズ
- フォッカーF27
- フォッカーF28
*1 かつては本空港がハブ空港であった。
*2 KLMオランダ航空との共用プログラム。
*3 エールオリヤン・エールユニオン・CINDA・SGTA・アエロポスタルの5社。
*4 この他、1990年の「'90長崎旅博覧会」の際には長崎空港にチャーター便(コンコルド)が就航していた。
*5 かつてはA300・A310・A340及びA380も保有していたことがある。
*6 このうち、貨物機型の1機は日本のミネベア航空へ移籍したのち、アメリカ空軍が買い上げてE-8早期警戒機の母体となった。