Last-modified: 2023-01-14 (土) 21:36:19 (135d)

【アスピデ】(あすぴで)

Aspide(アスピデ)(イタリア語でマムシの事).

イタリア・シレニア社がAIM-7E-2「スパロー」を基に開発した国産の中射程空対空ミサイル
1988年にイタリア空軍に配備された。

外見は、基となったスパローと同じだが、セレニア社製のモノパルス・セミアクティブレーダーシーカーを搭載したため、ECCMシュートダウン能力が向上したほか、ロケットモーターの高性能化により射程が延長されている。
主にイタリア空軍F-104S及びF-104ASAに搭載されている。
輸出も好調で、イラクやスペイン、リビアなど17ヶ国に輸出されている。

主な採用国

  • アルゼンチン
  • ブラジル
  • 中国
  • キプロス:
  • エクアドル
  • エジプト
  • ギリシャ
  • イタリア
  • クウェート
  • リビア
  • マレーシア
  • モロッコ
  • ニジェール
  • パキスタン
  • ペルー
  • スペイン
  • タイ
  • トルコ
  • ベネズエラ
  • ウクライナ

スペックデータ

タイプアスピデアスピデ2000
全長3.7m3.89m
直径0.20m
翼幅1.00m0.64m
重量220kg241kg
推進方式固体燃料ロケットモーター
エンジンSNIA-Viscosa社製固体燃料ロケット
速度マッハ2.5マッハ3
射程50km100km
弾頭HE 破片効果弾頭
弾頭重量30kg35kg
誘導方式セミアクティブレーダー誘導

バリエーション

派生型

  • スカイガード/供
    エリコン・コントラヴェス社(現在はラインメタル社傘下)製の防空システム。
    システムは牽引式でGDF002 35mm機関砲を使用するが、発射機も追加可能で射撃統制システムにより統合運用が可能である。
    スカイガード兇任賄纏匕学追跡機能が追加されている。
    台湾などで採用されている。

    • トレド:
      射撃管制システムをNavantia社製"Skydor"射撃管制システムに変更したもの。

  • スパダ:
    イタリアのアレニア・マルコニー・システムズ社が開発した全天候型防空ミサイルシステム。
    アラミスとも呼ばれる。
    システムはセレニア社製PLUTO 2次元対空捜索レーダーを装備するレーダーシステム、対空目標の追跡や優先目標の指定、発射機への攻撃目標指定を行う管制室、6連装のミサイル発射機で構成される。
    各システムごとにモジュール化されているため、C-130クラスの輸送機で空輸可能である。
    発射機に搭載するミサイルにはアスピデMk.1かアスピデ2000を選択できる。

    • スパダ2000:
      レーダーシステムをアレニア・アエロノーティカ社製RAC-3D 3次元対空捜索レーダーに変更したもの。

  • アルバトロス:
    アスピデを使用した個艦防空用SAMシステム。
    発射機は4連装と8連装の箱型発射機のほか、VLS型(バルバロス級フリゲート(トルコ海軍)に装備)がある。
    また、システムはベースであるシースパローへの変更も可能である。


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