Last-modified: 2018-10-28 (日) 12:33:52 (1969d)
【アグスタウェストランド】 †
イタリアのアグスタ社と、イギリスのウェストランド社が、2000年に合併して誕生したヘリコプターの製造会社。
両社とも初期はアメリカ製ヘリコプターのライセンス生産などで力をつけ、次第に独自設計の機種を開発するようになった。
(ウェストランドはシュド・アビアシオンとのクロスライセンスも行なっていた)
2004年にはイギリス側の株式がイタリア側(フィンメッカニカグループ)へ売却され、純イタリア資本となった。
2016年にはフィンメッカニカがグループ各社を統合する方針により吸収され「フィンメッカニカ・ヘリコプターディビジョン」となった。
更に2017年、フィンメッカニカが社名を「レオナルド」に変更したため「レオナルド・ヘリコプターディビジョン」になっている。
ただし「アグスタウェストランド」の名称はブランドとして当面使用される見込み。
主要製品 †
- 合併後
- AW101(初期は合併前に合弁設立したEHIによる。旧称EH101)
- AW139(かつてはアグスタとベルの共同開発。旧称AB139)
- AW149(AW139の拡大型)
- AW159「リンクス・ワイルドキャット」(リンクスの発展型。旧称フューチャーリンクス)
- AW609(かつてはアグスタとベルの共同開発。旧称BA609)
- グランド
- VH-71「ケストレル」(旧称US101。アメリカ海兵隊向けAW101(大統領専用機(マリーンワン)、キャンセル)